【S24最終17位】エルレイド入りスタン

はじめまして!なおと申します。

S24にて最終17位を取ることができましたので、記念に構築記事を書いてみることにしました。

記事を書くのは初めてなのでお手柔らかに!

 

構築は以下のとおりです。

 

◎目次

自己紹介 

コンセプト

構築経緯

個体紹介

基本選出

重いポケモン

考えていたこと

結果

印象に残っている構築・ポケモン

最後に

 

 

自己紹介

他の上位勢の方より圧倒的に無名で、お前誰だよって感じだと思うので軽く自己紹介させてください。興味ない方は速攻で読み飛ばしてください!

 

・名前

"なお"と言います。

第6世代までは"あずさ"という名前でTwitterやってました。(弟から借りてやっていたんですが、そのロムのTNがあずさだったというだけ)

 

・好きなポケモン

エルレイド

 

・いつからポケモンやってるの

BW(第5世代)からポケモン対戦をはじめて、ORAS(第6世代)に一番力入れてやってました。(暇士さんとかが世代です。)

SV(第9世代)で久々にやってみるかーと思ってちょいちょいやっています(レギュAとレギュHのみ)

 

・なんか実績あるの

SVはレギュAで最終3桁(200位くらい)を1回取ったくらいです。

過去の栄光ですが、ORASで1回最終19位(2209)を取りました。

(当時だとこのレートはすごい、たぶん)

※話は逸れますが、この画像にも映っているバンビーさんがこんな有名なYoutuberになるとは予想していませんでした。当時ガルクレセサザンをよく使われている印象で、昔からめちゃめちゃに強かったです。

(動画結構見てます!陰ながら応援してます!!という媚売りだけここでしておきたいと思います。)

 

さて、本題です。

 

 

コンセプト

カイリューで勝つ

 

 

構築経緯

初めに、レギュHになってからブリジュラス意識の地面テラスカイリューが増えたと感じており、実際に自分で使ってもめちゃくちゃ強かったためとりあえず採用。

 

2番目に、あくびでカイリューの竜舞の起点を作ることが出来る且つ、現環境トップの性能を誇るフェアリーテラス残飯暁ガチグマを採用

 

3番目に、こちらもトリックでカイリューの竜舞の起点を作ることが出来る且つ、タイプ相性も良いスカーフサーフゴーを採用。

 

4番目に、ここまででアシレーヌやアーマーガアなどが重く、電気打点が欲しいと感じたためハーブブリジュラスを採用。

※採用時点ではハーブだったが、最終的にはお盆の持久力型になった。

 

ここまでは強い4匹が順当に入った形なのですが、ここから少し悩みました。

 

5番目に、

アローラキュウコンに強い(壁対策ができればなお良い)

ウルガモスに強い

アシレーヌに強い(まだまだ重い)

・ガチグマと打ち合える

・初手に出して広範囲のポケモンに比較的打ち合える

上記の要素を満たすポケモンを探していたところ、もしかしてかわらわりチョッキエルレイドいけるか…?と思い採用

 

最後に、受けループやママングライに比較的強いポケモンを探していたところ、悪巧み挑発サザンドラを見つけ採用。

 

めでたくパーティが完成しました。(レンタルも載せておくのでよければどうぞ!)

 

 

個体紹介

カイリュー @ いかさまダイス テラスタイプ: じめん 特性: マルチスケイル 性格: いじっぱり 167(4)-204(252)-115-108-120-132(252) スケイルショット / じしん / しんそく / りゅうのまい
 
選出率No.1のエース。基本的には3体目として裏に置き、ガチグマのあくび・サーフゴーのスカーフトリックから竜舞していき全抜きを目指す。
 
調整はASぶっぱ。一舞でスカーフサーフゴーを抜くため陽気にするか悩んだ時期もあったが、さすがにいじっぱり一択なように思う。
 
技は3枠確定。
最後の1枠は、身代わり・アンコール・けたぐりなどいろいろ試したが、以下の理由から神速で採用。
・襷持ち等、後一歩の詰めとして先制技が欲しいと感じることが多い
・対カイリューミラー性能の向上
・この型のカイリューのラストひと枠にあまり神速が採用されておらず、読まれずらい
 
ヘイラッシャの増加や風船ブリジュラス、ガチグマのフェアリーテラス等、最終日に向かうほど向かい風ではあったように感じるが、それでも強かった。
 
 
ガチグマ(赫月) @ たべのこし テラスタイプ: フェアリー 特性: しんがん 性格: ひかえめ 217(228)-81-140-176(40)-114(228)-74(12) ブラッドムーン / しんくうは / あくび / つきのひかり
 
選出率No.2且つ、初手起きすることが多かったポケモン
 
調整はHDベース。Sは4振りガチグマを抜く12振り。Cは何かのためだったんですが忘れました。。
 
技は3枠確定。
ラスト1枠は以下の理由から真空派を採用。
・この型このテラスのガチグマのラストひと枠は大地or守るが主流で読まれづらい
・オオニューラ、マスカーニャをはじめとした襷枠への一押しになる
・サーフゴー、ブリジュラスとの打ち合いに強くなる
・無振ガブリアスがブラッドムーン+真空派でそこそこ落ちる
 
相手のパーティにガブリアスがいた場合、ほぼ初手で選出されたため、意識して合わせてテンポを取っていた。
 
 
 

サーフゴー @ こだわりスカーフ テラスタイプ: ゴースト 特性: おうごんのからだ 性格: ひかえめ 163(4)-72-115-203(252)-111-136(252) ゴールドラッシュ / シャドーボール / トリック / じこさいせい
 
選出率No.3且つ、パーティの潤滑油的な存在。
 
調整はCS。以下の理由から最速を検討するも、火力重視の割り切り準速採用。
・陽気カイリューに上からトリックを打つ
・スカーフサーフゴー対決に勝つ
(・終盤数を増やしたドラパルトに上から動く)
 
技は3枠確定。ラスト1枠は途中までポリゴン2意識の気合玉であったが、以下の理由から自己再生とした。
カイリューがスケイルショットでこだわった場合に回復から打ち勝つ
・トリック後のサイクル加入
 
 
テラスはゴースト。鋼・飛行も試したが、以下の理由から今ではゴースト一択と感じる。
・終盤の抜き性能の向上(鋼は最大打点になるが、継続しない)
・耐性変化(特に地面抜群でなくなるのが大きい)
・無振カイリューマルスケ込み2発で飛ぶ可能性がそこそこある
 
こちらガチグマ、相手サーフゴー対面で、相手のこだわりトリック・ゴールドラッシュに合わせてのサーフゴー引きがよく決まった印象。
 
 

エルレイド @ とつげきチョッキ テラスタイプ: ほのお 特性: きれあじ 性格: いじっぱり 167(188)-194(252)-85-76-135-109(68) かわらわり / サイコカッター / はたきおとす / かげうち
 
選出率No.4且つ、相棒枠。
基本選出となる「ガチグマ カイリュー サーフゴー」が「ガチグマ、ウルガモスアシレーヌアローラキュウコン、ポリゴン2」の存在により通らないと判断した際、ガチグマかサーフゴーの代わりに選出する。
 
調整はHAベースで、準速ガチグマ、無振りに近いブリジュラスを意識して少しS振り。
 
技はあらゆる点から迷ったが、以下から現在の4つとなった。
【採用】
・サイコカッター:ウルガモスアシレーヌ、コノヨザルへの対面性能を評価
・はたき落とす:サーフゴー、ヘイラッシャ含む残飯持ち、終盤数を増やしたゴーストテラスガチグマ、様子見打点として評価
・影打ち:先制技として無難に強い点、耐久無振りサーフゴーへはたき落とすと合わせての打点を評価
・瓦割り:パーティ単位で厳しいアローラキュウコン入りに抗えるという1点を評価
 
【不採用】
聖剣:正直採用するべきだが、補完としての採用であるため見送った。一番打ちたいガチグマ・ポリゴン2は結局有利なタイプにテラスしてくるためあまり必要な場面もなかった。
トリプルアクセル:命中不安、そもそも竜には上から一発で落とされてしまうため却下
 
テラスはウルガモスの鬼火意識で炎としていたが、あまり役立たなかったので変更の余地あり。
アローラキュウコン自体はかなり数を増やしていたように感じるが、単純な壁貼りではない個体やムーンフォースの採用が目立ち、思ったような活躍とまではいかなかった。
 
 

サザンドラ @ フィラのみ テラスタイプ: はがね 特性: ふゆう 性格: おくびょう 199(252)-
112-110-145-111(4)-165(252) あくのはどう / ラスターカノン / わるだくみ / ちょうはつ

 

選出率No.5且つ、対受け回し構築担当。

対受けに対して圧倒的な力を発揮する影の立役者。

 
調整はHSあまりD
(実は最終日までB4振りでやっていたのは内緒。構築記事のレンタルは振りなおしてます!)
Sはグライオン意識で最速。受け構築に積んでいきたいのでH振りとなった。
 
技は身代わりを入れたくて非常に悩んだが、現在の4技がどうしても外せなかった。
身代わりが入ると、キョジオーンにもかなり強く出られるため大いに採用できる。
 
テラスは受け構築に出していく以上、毒を無効化する毒か鋼の2択だが、今考えると毒一択な気がする。
鋼:竜の一貫切りくらい…?(なんかもう一つ明確な理由があったが忘れた)
毒:ラウドボーンのフレアソングが等倍、ママングライと組み合わされるオオニューラ、マスカーニャの格闘技を半減、ハピナスの格闘テラバが半減、
 
持ち物は食べ残しが余っておらず、苦渋のフィラ。
 
 

ブリジュラス @ オボンのみ テラスタイプ: ひこう 特性: じきゅうりょく 性格: おだやか 197(252)-112-150-145-128(252)-106(4) ボディプレス / 10まんボルト / バークアウト / イカサマ

なんと圧倒的選出率最下位となったブリジュラス。ほぼ出していない。

あと一歩順位が上がらなかったのはおそらくこの枠の考察不足。

当初構築経緯でも話したとおり、アシレーヌやアーマーガア、ヘイラッシャなどへの電気打点が欲しいという理由から頑丈電気テラスエレビ型で採用していたが、なんやかんや基本選出+エルレイドで戦えてしまうため置物となっていた。

今改めて考えるなら、このパーティ唯一の瞬間高火力枠として眼鏡で採用し、耐久カイリュー、ガチグマに圧力をかけていくのが良いように思う。

 

 

 

基本選出

①対スタン

ガチグマ+サーフゴー+カイリュー

 

アローラキュウコンウルガ、ポリゴン2が目立つ時

エルレイド+サーフゴー or ガチグマ+カイリュー

 

③受け(受けループ、ママングライ、キョジオーン、アマガドオー等)

サザンドラ+@2 

 

 

 

重いポケモン

①エースバーン、オオニューラ、マスカーニャ等のこだわりor襷の2択を迫る格闘打点持ち

まず、これらが重い時点で欠陥だなと思います。

初手ガチグマ以外の選出が難しいため、ガチグマを投げてフェアリーテラスを切ることで対処していた。(パーティ的に襷に見え、裏のカイリューにテラスを切りたい場合は温存することもあった。)

よくテラスした後、蜻蛉返りで逃げられました。

マスカーニャの場合はスカーフトリックが最悪のため、サフゴ引きも行っていた。(大体けたぐりトリックとなるため)

 

②炎ケンタロス

こちらも初手ガチグマでフェアリーテラスを切らされる(稀に初手月の光から入っていた。)

大体初手にきて脱出パックで帰っていくので、裏にサーフゴーがいるかを見極めて、あくびorブラムで対応

 

 

 

考えていたこと

ここからは基本選出「ガチグマ+サーフゴー+カイリュー」に絞り、主に考えていたことをいくつか

 

・相手のカイリューをどう止めるか

テラスが残っている相手のカイリューを止める手段はほぼ3択であり、常にこのどれかの選択ができるよう立ち回ることを試合序盤から意識して立ち回っていた。

①サーフゴーでトリック⇒地震でこだわらせてこちらのカイリューの起点とする

②ガチグマのフェアリーテラスで対面受け切るor欠伸でこちらのカイリューの起点とする

③こちらのカイリューで先に舞う

(④サーフゴーにゴーストテラスを切り、対面で勝つ)

(⑤カイリューミラーで気合で勝利する)

 

 

・相手の風船ブリジュラスは裏にサーフゴーを残し2サイクル目で倒す

今期はカイリューストッパーとして特に風船ブリジュラスが流行していた。

そのため以下のような展開を作ることを意識した。

①主に2匹目としてカイリューを投げる

②相手ブリジュラス引きにスケイルショットを当てる(風船が割れる)

③こちらサーフゴーに引く(ボディプレス無効)

④相手ブリジュラス引く(orサーフゴーと打ち合い)

カイリューが通る(2サイクル目のブリジュラスは竜舞地震で抗いやすい)

 

 

・地面、フェアリー、格闘の一貫を作られない(鉢巻ガブ、鉢巻オオニューラなど)

テラスガチグマ:竜無効、カイリュー:地面無効、サーフゴー:格闘無効であることを活かし、常に3匹体制を保ち、一貫を作られない立ち回りを意識していた

 

 

 

結果

TN:なお 最終17位(レート2077)

 

 

印象に残っている構築・ポケモン

・初代パ(最終日付近2桁):やばすぎる

マイナン入り(最終日付近3桁前半):愛を感じた

・フェアテラ食べ残しカイリュー 竜舞/ワイブレ/羽/地震(?):天才だなと思いました。2回負けた。

 

 

最後に

エルレイドでおそらくS24の最高順位を取れたこと、世代は異なりますが、過去の最終順位を更新できたことを嬉しく思います。(19位⇒17位)

 

また、普段ツイッターもほぼ動かしていないことで全くポケ勢と関わりがなく、S24の構築記事や結果ツイートを見ている過程で思ったことなのですが、第6世代当時現役だったプレイヤーの一部が今でも最前線で戦っていることを知り、少し懐かしく温かい気持ちになったことを書いておきたいと思います。

 

ただ、やはり今現在知り合いが一人もいないのは情報戦的にかなり不利だなと思ったため、コミュニティへのお誘い等、ぜひぜひお待ちしております!

 

無駄に長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!